木目調の床に並べられた山善の可変式クロムダンベル2本セットの全体画像。ホームジムでの筋トレに最適。

ダンベル

山善のCirculateクロムダンベル本音レビュー!10kgじゃ足りない?

こんにちは!家ジム研究所のタナカです!

自宅での筋トレを始めようと思ったとき、まず最初に購入を検討するのがダンベルですよね。でも、いざネットで探してみると、お手軽で有名な山善のCirculateクロムダンベルに関する様々な評価や口コミが飛び交っていて、どれを信じていいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

サビの発生や、プレートを追加して重量を調整できるのか、さらにはラバーダンベルとの比較など、購入前に知っておきたい疑問がたくさんあるはずです。ホームジムを構築して10年近く経つ僕自身も、最初は「どの器具を買えば失敗しないのか」と毎日のようにスマホで調べては悩んでいました。

せっかくお金を出して買うなら、後悔しないベストな選択をしてほしい…!

ということで今回は山善のCirculateクロムダンベルのリアルな使い勝手や、長年筋トレを続けてきたからこそ分かるメリットとデメリットを徹底的に深掘りしてお伝えします。ホームジム構築の基礎については、家ジム研究所のトップページでも詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。

この記事を最後まで読めば、あなたのライフスタイルや筋力レベルにこのダンベルが本当に合っているのか、明確な答えが見つかるはずですよ。

ポイント

  • 山善のCirculateクロムダンベルの詳しいサイズや素材の特性
  • サビ対策や床へのダメージといった見落としがちな注意点
  • ラバーダンベルとの違いとそれぞれの最適な選び方
  • 10キロセットから始めるホームジム構築のリアルな体験談

山善のCirculateクロムダンベルの特徴

組み立てられた山善の可変式クロムダンベル2本を斜め後ろから撮影。2.5kgプレートの重量刻印が見える。
山善のCirculateクロムダンベル10kg×2

まずは、山善のCirculateクロムダンベルが一体どんなスペックを持っていて、どんな特徴があるのかを詳しく解説していきますね。カタログの数字だけでは伝わらない、実際のトレーニングにおけるメリットや、ちょっと気をつけたいデメリットまで、僕の視点で包み隠さずお話しします。これからホームジムの主役にダンベルを迎えようとしているあなたは、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント

  • プレートとシャフトのサイズ、重さ
  • 握りやすく高品質なローレット加工
  • 床へのダメージや騒音のデメリット
  • 日常のサビ対策とアルミホイル活用法
  • ラバーダンベルとの違いと比較

プレートとシャフトのサイズ、重さ

ダンベル選びで最初に確認すべきなのは、やはりプレートとシャフトの仕様です。

分解された山善の可変式クロムダンベルのパーツ。シャフト1本、1.25kgプレート2枚、2.5kgプレート2枚、カラー2個。
10キロダンベル全分解

山善のCirculateクロムダンベル(SDシリーズ)は、目標に合わせて5kg、10kg、15kg、20kgの4つのバリエーションが展開されています。(出典:株式会社山善 公式サイト)
この細かなラインナップは、自分の筋力レベルに合わせて選びやすいのが嬉しいポイントですね。

型番総重量プレート構成内容シャフト径
SD-55kg1.5kgプレート×225mm
SD-1010kg1.5kgプレート×2
2.5kgプレート×2
25mm
SD-1515kg1.5kgプレート×2
2.5kgプレート×4
25mm
SD-2020kg1.5kgプレート×2
2.5kgプレート×6
25mm

シャフト(棒)単体の重さは、スピンロックカラー(留め具)を含めて約2kgです。ここで一番注意してほしいのが、シャフト径が25mmであるという点です。

市販されている追加用のプレートは「28mm径」が主流だったりします。もし将来的に他社のプレートを買い足そうと思ったとき、穴のサイズが合わなくてガバガバになってしまうことがあるので、拡張性を考えるならここはしっかり覚えておいてくださいね。

握りやすく高品質なローレット加工

ダンベルを実際に握ってみて「おっ」と思うのが、グリップ部分の感触です。山善のCirculateクロムダンベルは、グリップにローレット加工と呼ばれる細かい網目状の凹凸がしっかりと刻まれています。

山善のクロムダンベルのシャフト部分のアップ。滑り止めのローレット加工が施されたメタルグリップ。
グリップのローレット加工


これが本当に良い仕事をしてくれるんですよ。高重量になってくると、どうしても握力から先に限界が来たり、汗で滑ってヒヤッとしたりすることがありますよね。でも、このローレット加工が丁寧なおかげで、素手で握っても痛すぎず、かといって滑らない絶妙なグリップ感を生み出しています。

口コミなんかを見ていても「作りが丁寧でメッキも綺麗」「握りやすい」という声が多くて、低価格帯のダンベルにありがちな雑なバリ(金属のトゲ)もほとんど見当たりません。

プレートを固定するネジ(スピンロックカラー)を回すときも、引っ掛かりがなくスルスルと回っていきます。これも工作精度が高い証拠ですね。毎回のプレートの付け替えでネジが引っ掛かると本当にストレスになるので、地味ですがかなり評価できるポイントかなと思います。

床へのダメージや騒音のデメリット

ここからは、少し厳しい目線でデメリットもお伝えしていきます。クロムダンベルはその名の通り、鉄にクロムメッキを施しただけの無骨な鉄の塊です。そのため、床へのダメージリスクと騒音問題は避けて通れません。

限界まで追い込んで、うっかりダンベルを床にガツン!と落としてしまったら最後、フローリングは確実に凹むか、最悪割れます。
賃貸アパートやマンションに住んでいる方にとっては、退去時の敷金が飛んでいく悪夢ですよね。

プレート同士がぶつかるときの「カチャカチャ」という高い金属音や、床に置くときの「ゴンッ」という音は、想像以上に響きます。
深夜や早朝にトレーニングをしたい方や、集合住宅の2階以上に住んでいる方は、厚手のトレーニングマットを敷くなどの対策が必須ですよ。

さらに、冬場は鉄がキンキンに冷えるので、素手で握った瞬間に「冷たっ!」とモチベーションが削がれるのも、ちょっとしたマイナスポイントかもしれません。

日常のサビ対策とアルミホイル活用法

「クロムメッキだからサビないんでしょ?」と思っているあなた、実はそれ、大きな勘違いです。

確かにサビには強いんですが、無敵のバリアではありません。プレート同士がぶつかってできた目に見えない微細な傷(ピンホール)から、手の汗の塩分や室内の湿気が入り込むと、内側の鉄が腐食してサビがポツポツと浮き出てきてしまうんです。

山善のクロムダンベルのカラー(星型留め具)とスクリューシャフトのアップ。一部に錆や使用感が見られる。
シャフトのメッキがはがれて錆が出てきてる画像

これを防ぐ一番シンプルで最強の対策は、トレーニング直後に乾いた布で汗をサッと拭き取ること。これに尽きます。さらに、月に1回程度、WD-40やCRC-556などの防錆スプレーを軽く吹き付けておけば完璧ですね。

それでももし、うっかりサビさせてしまったらどうするか。ここで僕からとっておきの裏技をご紹介します。

丸めたアルミホイルを少量の水や酢で濡らして、サビた部分をゴシゴシ擦ってみてください。アルミは鉄のサビと化学反応を起こして汚れを落としやすくするうえに、クロムメッキよりも柔らかいので、ダンベル本体に傷をつけずにサビだけを綺麗に削り落とすことができるんです。

サビを落とした後は、必ずパーツクリーナー等で綺麗に拭き取り、すぐに防錆スプレーでコーティングし直すのを忘れないでくださいね。

ラバーダンベルとの違いと比較

床への傷や騒音がどうしても気になるなら、同じ山善から出ている「ラバーダンベル(LSDシリーズ)」を検討するのも賢い選択です。クロムダンベルとラバーダンベル、どっちが自分の環境に合っているのか、パッと見てわかるように比較表を作ってみました。

比較項目Circulate クロムダンベルラバーダンベル
床への安全性低い(直に衝撃が伝わる)高い(ラバーが衝撃を吸収)
静音性低い(金属音が鳴る)高い(深夜のトレにも適応)
ニオイほぼ無臭特有のゴム臭がある可能性
体積と扱いやすさコンパクトで可動域が広いラバーの分、分厚くて大きい

ラバーダンベルの最大のメリットは、なんといっても安心感です。床に置くときも気を遣わなくていいですし、ガチャガチャ音も鳴りません。

ただ、ゴム特有のニオイが部屋に充満してしまうのが苦手な方も多いですし、ラバーの厚みがある分、ダンベルプレスなどの種目でダンベル同士がぶつかりやすく、可動域が少し狭くなるというデメリットもあります。

僕の結論としては、

「マンション住まいで夜中に筋トレするならラバーダンベル」

「省スペース重視で、ニオイが嫌ならクロムダンベル」

という基準で選ぶのが一番失敗がないかなと思います。

山善のCirculateクロムダンベルのレビュー体験談

自宅にバーベルラックを設置してスクワットをしている日本人男性の画像
バーベルスクワット

ここからは、実際に10年近くホームジムで筋トレをしてきた僕自身の体験談を交えてお話ししていきます。最初は腕立て伏せから始まり、物足りなくなってダンベルを買い、ジムに通ったものの合わなくて退会し、最終的に自宅ジムを本格的に構築した僕だからこそ言える、リアルな本音です。
「これからダンベルを買って頑張るぞ!」というあなたに、少しでも具体的なイメージを持ってもらえたら嬉しいです。

ポイント

  • プレートを集めて18kgまで増量可能
  • 使い勝手が良く初心者の導入に最適
  • 10キロセットはすぐに重量不足になる
  • 重量調整に時間がかかる
  • ホームジム構築を考えてるなら可変式

プレートを集めて18kgまで増量可能

筋トレを続けていくと欲しくなってくるのが重量。20キロのセットを購入しましたが片方10キロなので少し物足りない場面も出てきます。ただ実はこの10キロセット、ちょっとした裏技的な使い方ができるんです。

それは、2つのダンベルのプレートを1つのシャフトに全てまとめるという方法。

多くのプレートを装着して重量を重くした状態の山善可変式クロムダンベル。高重量トレーニングに対応。
プレートを片方にまとめたダンベル

10キロセット(10kg×2個)を買った場合、片方のダンベルからプレートを外し、もう片方のシャフトに全集中させると、なんと最大18kgの重たい単体ダンベルが完成しちゃうんですよ。

中身の計算式はこんな感じです。
シャフト(2kg) + 2.5kgプレート4枚(10kg) + 1.5kgプレート4枚(6kg) = ぴったり18kg!

背中を鍛えるワンハンドローイングや、両手で1つのダンベルを持つフレンチプレスのような種目だと、「片手10kgじゃ全然負荷が足りない!」ってなることがよくあります。そんな時、慌てて新しいダンベルを買い足さなくても、この組み合わせテクニックを使えば即座に高重量のトレーニングができちゃいます。

全部のプレートを乗せると、シャフトの長さがギリギリになることがあります。トレーニング中にプレートが落下して怪我をしないよう、スピンロックカラー(留め具)がネジの奥までしっかり締まっているか、持ち上げる前に必ず確認してくださいね。

付け替えの手間こそかかりますが、こうやって限られた器具を工夫して使い倒せるのも、パーツをバラせるスピンロック式ダンベルの醍醐味かなと思います!

使い勝手が良く初心者の導入に最適

僕が筋トレを始めたばかりの頃、最初に手にしたのがこのタイプのスクリューシャフト式(スピンロック式)のダンベルでした。使ってみて一番感じたのは、とにかく構造がシンプルで故障リスクが限りなくゼロに近いということです。

最近はダイヤルを回すだけで一瞬で重さが変わるハイテクなダンベルも人気ですが、ああいう複雑な構造のものは、落とした衝撃で内部のプラスチックのギアが割れてしまったりすると、全く使い物にならなくなってしまいます。

その点、山善のクロムダンベルは「ただの鉄の棒に鉄の円盤を通して、ネジで締めるだけ」という極めて原始的な作りです。だからこそ、壊れようがないんですよね。

初期投資を抑えつつ、長く確実にウェイトトレーニングの基礎を身につけたい初心者の方にとって、これほど信頼できる相棒はいないんじゃないかなと思います。

できないトレーニングがない汎用性も魅力

また、このベーシックな形も限られた器具とスペースで色々こなさないといけない自宅トレではかなり助かります。シャフトの両脇に重りがあり、それを邪魔するものがない形状はダンベルでできるトレーニングすべてを網羅します。

対応種目

  • スクワット
  • ダンベルプルオーバー
  • デッドリフト

この辺りのトレーニングはダンベルの形によっては不可能な場合もあるんです。このクロムダンベルはそういったものがないので、ネットや雑誌で紹介されてるダンベルトレーニングすべてを実践することができます。この汎用性の高さも嬉しい所ですね。

10キロセットはすぐに重量不足になる

さて、ここからが僕の最大の失敗談であり、あなたに一番伝えたいことです。

僕は当時、「とりあえず10kgのダンベルが2つあれば、胸も腕も十分鍛えられるだろう」と高を括って、10キロセットを購入しました。最初の2〜3ヶ月は、ダンベルプレスをやっても腕がプルプルして「10kg重すぎ!」とヒィヒィ言っていました。

しかし、人間の体ってすごいもので、半年も真面目にトレーニングを続けていると、10kgという重さに体が完全に慣れてしまうんです。

特に下半身トレでは致命的な重量不足に

上半身ならまだしも、ブルガリアンスクワットやワイドスクワットなどの足トレをやり始めると、両手で20kg(10kg×2)では全く負荷が足りなくなります。足の筋肉は大きくて強いので、あっという間に物足りなさを感じるはずです。

結局、僕は1年もしないうちに重量不足に悩み、プレートを買い足す羽目になりました。もしあなたが「本気で体を変えたい」「継続する自信がある」と思っているなら、迷わず最初から20kgセットを買うことを強くおすすめします。大は小を兼ねますし、結果的に無駄な買い物をしなくて済みますよ。

重量調整に時間がかかる

また、スピンロック式ダンベルと長く付き合っていくうえで、絶対に覚悟しておかなければならないのが「重量変更の煩わしさ」です。

山善の可変式クロムダンベルで、星型のカラー(留め具)を調整している様子。1.25kgプレートが見える。
カラーを外してるダンベル

例えば、胸のトレーニングでダンベルプレスを15kgでやった後、肩のトレーニングのために10kgに落としたいとします。その時、以下の作業を両手分(計4箇所)やらなければなりません。

重量変更の手順

  1. ネジ(カラー)をぐるぐる回して外す
  2. 重いプレートを抜き取る
  3. 目的のプレートに付け替える
  4. 再びネジをぐるぐる回してしっかり締める

これ、文字で書くと簡単そうですが、トレーニングで腕がパンパンに疲労している状態でやると、めちゃくちゃ面倒くさいんです。

特に、限界まで追い込んだ直後に少しだけ軽くして再び追い込むドロップセット法をやろうとすると、プレートを付け替えている間にインターバルが長くなりすぎて、せっかくの集中力と筋肉の張りが途切れてしまうという弱点があります。

やればやるほど、慣れれば慣れるほどこのわずらわしさを感じてくるので、長い間筋トレを取り組もうと思ってる人はプレート付け替え式は止めておいた方がいいかもしれません。

ホームジム構築を考えてるなら可変式

もしあなたが、僕のように「最終的にはベンチ台も買って、自宅を本格的なホームジムにしたい!」と野望を抱いているなら、少し予算を足してでも最新のアジャスタブルダンベル(可変式ダンベル)を検討する価値は大いにあります。

アジャスタブルダンベルというのは、グリップをカチッと回したり、ピンを差し替えたりするだけで、たった数秒で2kgから30kg以上の重量に変更できる魔法のようなアイテムです。

斜め上から撮影したTOPFILMブロック式可変式ダンベルのペア画像。色分けされた重量調整バーと、無骨なデザインの全体像。
TOPFILM可変式ダンベル

有名なところだと、NÜO FLEXBELL(ヌオベル)やPOWERBLOCK(パワーブロック)などですね。

価格は数万円単位に跳ね上がりますが、複数の重さのダンベルをズラッと並べるスペースを節約できますし、何より重量変更のストレスから完全に解放されます。限られた時間でテンポ良く、様々な種目をこなしたい中級者以上の方にとっては、もはや必須アイテムと言っても過言ではありません。

ただ、先ほども言ったように故障のリスクはあるので、「一生モノの頑丈さ」をとるか「圧倒的なタイムパフォーマス」をとるか、あなたのお財布と相談して決めてみてくださいね。

レビュー記事:TOPFILM可変式ダンベルを4年使ってレビュー【使い方や欠点もまとめ】

山善のCirculateクロムダンベルの総評

ポイント

  • 高品質なローレット加工で握りやすく、スピンロックの精度も高い
  • 床へのダメージや騒音には、マットを敷くなどの配慮が必要
  • 10kgセットはすぐに物足りなくなるため、本格派は20kgセットがおすすめ
  • 予算とスペースに余裕があり、効率を極めるなら最新の可変式も視野に

ここまで、山善のCirculateクロムダンベルの良いところも悪いところも、僕の経験を交えてたっぷりとお伝えしてきました。

結論として、このダンベルは「これからホームジムでの筋トレに挑戦したい人が、最小限の資金で失敗せずに買える、頑丈で信頼できるスタンダードな器具」だと断言できます。

美しいクロムメッキは部屋に置いてもサマになりますし、プレートの体積がコンパクトなので、胸のトレーニングで深く下ろす際にも可動域の邪魔になりません。スピンロック式特有の手間はありますが、そのアナログさゆえに絶対に壊れないという安心感は、何物にも代えがたい魅力です。

ただ、2026年現在この山善のクロムダンベルが欠品っぽいんですよね。アマゾンや楽天を見ても長い間在庫がありません。今後入荷が未定ならアイロテックのクロムダンベル、可変式なら僕も購入したTOPFILMがおすすめですよ。

  • この記事を書いた人

タナカ

元80kgのぽっちゃり体型から、自宅での筋トレのみで引き締めボディに改造。家ジム歴は約10年(途中数年のブランクあり)。 過去の数々の失敗経験から、「無駄な器具を一切買わず、最小限の資金で最高のホームジムを作る方法」を発信しています!

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