こんにちは、家ジム研究所管理人のタナカです!
自宅での筋トレを始めてから、気がつけば13年という月日が経ちました。大学を卒業した頃は体重が80キロもあって、なんとか痩せたくて部屋の片隅で腕立て伏せから始めたのが僕の原点です。
そこから筋トレの魅力にどっぷりとハマり、今では自宅にベンチやダンベルを揃えた立派なホームジムを作り上げています。実際、適度な筋力トレーニングを週2日以上行うことは、健康増進の観点からも推奨されているんですよ(出典:世界保健機関(WHO)『WHO身体活動・座位行動 ガイドライン』)。
これから自宅で本格的にトレーニングを始めようとしているあなたにとって、最初の大きな壁になるのが「ダンベル選び」ですよね。特に、「ダンベル可変式」と「ダンベル固定式」のどちらを買うべきか、めちゃくちゃ悩むポイントかなと思います。
ジムに通えばいろんな重さのダンベルがズラリと並んでいますが、自宅となるとそうはいきません。スペースや予算、そして自分のトレーニングスタイルに合わせて、後悔しない器具を選びたいはずです。
そこでこの記事では、僕が実際に家トレを長年続けてきて感じたリアルな体験談を交えながら、それぞれのダンベルのメリットとデメリットを徹底的に解説していきます。高い買い物を失敗してほしくないからこそ、少し辛口な本音も交えてお伝えしていきますよ!
ダンベルの可変式とは?基礎知識解説
まずは、自宅トレーニングの王道とも言える「可変式ダンベル」の基本的な特徴について解説していきますね。限られたスペースで効率よく筋肉を鍛えたいなら、絶対に知っておくべき知識です。
重さを自由に変えられる機能
ダンベル可変式、あるいはダンベル変動式と呼ばれる器具は、その名の通り「1つのダンベルで重さを自由に変えられる」という画期的なアイテムです。
持ち手(シャフト)の部分に対して、自分の筋力やその日の種目に合わせてプレート(重り)を付け外ししたり、ダイヤルを回して重さを選択したりすることができます。

筋トレを続けていくと、必ず「漸進性過負荷(ぜんしんせいかふか)」という原則にぶつかります。これは、筋肉を成長させるためには、少しずつ扱う重量を増やして刺激を強くしていかなければならない、という重要なルールです(出典:厚生労働省『筋力トレーニングについて』)。
最初は10キロで満足していても、半年も真面目に続ければ確実に物足りなくなってきます。胸の筋肉(大胸筋)を鍛えるダンベルプレスと、腕の筋肉(上腕二頭筋)を鍛えるアームカールでは、扱える重さが全然違いますよね。
大きな筋肉には重い重量を、小さな筋肉には軽い重量を、というように細かく設定を切り替えられるのが、ダンベル可変式の最大の強みです。僕自身、最初は固定式の10キロダンベルを2つ買って満足していた時期がありました。でも、胸のトレーニングではすぐに軽くなってしまい、足のトレーニングに至っては全く負荷が足りずに工夫を強いられることになりました。
あの時、最初から可変式を選んでいれば、もっと効率よくステップアップできたのにな、と今でも少し後悔しています。
筋肉の成長に合わせて、常に最適な重量を提供してくれるのが可変式ダンベルの最大の魅力です。
初心者の方ほど「まずは軽いものから」と考えがちですが、筋肉の適応スピードはあなたが思っている以上に早いです。
将来的な成長を見越して、最初からある程度の重さ(例えば片手24kg〜32kg程度)までカバーできる可変式ダンベルを用意しておくのが、結果的に一番コストパフォーマンスが良い選択になります。
省スペースがウリな変動式
可変式ダンベルがホームジムで圧倒的な支持を集めているもう一つの理由が、その「省スペース性」です。日本の住宅事情を考えると、これが一番のメリットと言っても過言ではありません。
仮に、1kgから30kgまでのダンベルを固定式で細かく揃えようとしたらどうなるでしょうか。部屋の壁一面がダンベルラックで埋め尽くされ、それだけで一部屋潰れてしまう勢いです。お金持ちの豪邸ならともかく、一般的なマンションやアパートでそんな環境を作るのは物理的に不可能です。
でも、可変式ダンベルなら、たった1ペアのダンベルを置くわずかなスペース(靴箱1つ分くらいの面積)があれば、数十種類もの重さをすべてカバーできてしまいます。

僕のホームジムも決して広くはありませんが、可変式ダンベルのおかげでベンチ台とチンニングスタンドを置くスペースを確保できています。好きな時間にトレーニングをして、終わったらすぐにシャワーを浴びてリラックスできる。
そんな最高の家トレ環境は、省スペースなダンベル変動式があるからこそ実現できるんです。部屋を圧迫せずに本格的なトレーニング環境を構築したいなら、可変式ダンベルはまさに必須アイテムと言えますよ。
ダンベルの固定式の特徴と弱点
次に、スポーツジムなどでよく見かける「固定式ダンベル」について、その特徴とホームジムに導入する際の弱点を深掘りしていきます。
ジムでは最高に使いやすい固定式も、家で使うとなると見え方がガラリと変わってきます。
扱いやすく耐久性が高い
ダンベル固定式は、工場で作られた時点である特定の重さ(例えば5kg、10kgなど)に完全に固定されているダンベルのことです。

可動する部品や複雑な機械の仕組みが一切ないので、とにかく頑丈で壊れにくいのが最大のメリットです。ジムでマッチョなお兄さんたちが、限界まで追い込んだ後にダンベルを床に「ドンッ!」と落としているのを見たことがありませんか?
あれができるのは、固定式ダンベルが圧倒的な耐久性を持っているからです(もちろん家でやったら床が抜けますが)。また、重さを変える手間が一切ないというのも、トレーニングの質を高める上では非常に重要です。
例えば、重いダンベルで限界まで回数をこなした後、すぐに軽いダンベルに持ち替えてさらに筋肉を追い込む「ドロップセット法」。このキツいけど効果絶大なトレーニング手法は、固定式ダンベルがズラリと並んでいる環境だからこそスムーズに行えます。ラックからサッと引き抜くだけで次のセットに移れるので、集中力を切らすことなく筋肉と向き合うことができます。
◆タナカのワンポイントアドバイス
固定式ダンベルの素材にも色々あって、鉄がむき出しのアイアンタイプは安いですが錆びやすく、床へのダメージも大きいです。家で使うなら、ゴムでコーティングされたラバータイプやネオプレン素材のものが安全ですよ。ただし、最初はゴム特有のケミカルな匂いが部屋に充満することがあるので、換気は必須かなと思います。
このように、構造がシンプルだからこそ得られる「時間の効率化」と「耐久性」は、固定式ダンベルならではの素晴らしい長所です。お金とスペースに余裕があるなら、僕だって自宅に固定式のダンベルセットをズラリと並べたいのが本音です。
複数揃えると場所を取る

固定式ダンベルの致命的な弱点は、先ほども少し触れましたが、とにかく「場所を取ること」と「お金がかかること」です。筋トレを続けて筋肉が成長すれば、必ず今より重いダンベルが必要になります。
固定式の場合、その度に新しいダンベルを買い足していかなければなりません。「ちょっと重さが足りないな」と思うたびに新しいダンベルが増えていき、気がつけば部屋の床がダンベルの足の踏み場もない状態になってしまいます。
これでは、リラックスするはずの自分の部屋が、ただの倉庫みたいになってしまいますよね。さらに、10kg、12kg、14kg……と細かく重量を揃えていくと、トータルの費用は驚くほどの金額に膨れ上がります。
結局のところ、固定式ダンベルは「広大なスペース」と「潤沢な予算」がある商業用のスポーツジムだからこそ成立するシステムなんです。
僕のように、限られた資金と部屋のスペースでやりくりしなければならない一般的なホームトレーニーにとって、固定式ダンベルをメインに据えるのはあまり現実的ではありません。
「自分は腕のトレーニングしかしないから、10kgのダンベルが1つあれば十分」というように、目的が完全に限定されている人なら固定式でも満足できるかもしれません。でも、全身をバランスよく鍛えてかっこいい体を目指したいのであれば、固定式ダンベルの買い足しループは避けた方が無難です。
可変式ダンベルが使いづらい理由?
ネットの口コミを見ていると、「可変式ダンベルは使いづらい」という意見をチラホラ見かけることがあります。
実はこれ、単なる文句ではなく、器具の構造的な問題からくる非常に合理的な理由があるんです。ここを理解せずに買うと絶対に後悔します。
ブロック式が使いづらいと言われる訳
可変式ダンベルの中でも、四角い箱のような形をした「ブロックダンベル(パワーブロックなど)」は非常に人気があります。ピンを差し替えるだけで一瞬で重さが変わるし、落としても壊れにくい頑丈さが魅力です。
しかし、このブロックダンベルに対して「使いづらい」という声が多く挙がるのには、明確な理由があります。それは、グリップの周りを囲んでいる「ケージ(枠)」のような構造です。

手を突っ込んでグリップを握る形になるため、手首の周りに常に4本の金属の枠が存在することになります。これが、特定のトレーニング種目において致命的な邪魔になるんです。
関節の動きが制限されてしまう
例えば、二の腕(上腕三頭筋)を鍛える「ダンベルフレンチプレス」という種目。頭の後ろにダンベルを下ろして筋肉を強くストレッチさせる種目ですが、ブロックダンベルでこれをやろうとすると、手首に枠がガッツリと当たってしまいます。
痛みを避けるために不自然な持ち方をしなければならず、結果として脇が開いてしまい、筋肉に上手く効かせることができなくなります。最悪の場合、手首や肘の関節に変な捻りが加わって怪我をするリスクすらあります。
また、前腕を鍛える「リストカール」のように、手首を細かく曲げ伸ばしする種目も、枠が干渉してしまってまともに動作ができません。頑丈で省スペースというメリットの裏で、このような「人間工学的な不適合」が隠れていることは、購入前に絶対に知っておくべき事実です。
僕のトレ仲間も、この手首への干渉がどうしても我慢できずに、結局別の可変式ダンベルに買い替えた人が何人もいます。
ということで特定の種目で手首に枠が当たり、正しいフォームが取れなくなるのがブロックダンベル最大の欠点ですね。
オンザニーができない形状
可変式ダンベルが使いづらいと言われるもう一つの大きな理由が、「オンザニー」ができない、あるいはやりにくい形状のモデルが存在することです。「オンザニー(On the Knee)」というのは、高重量のダンベルを扱う際に絶対に欠かせない安全テクニックのことです。

胸を鍛えるダンベルベンチプレスなどをやる時、片手20kgや30kgといった重いダンベルを、腕の力だけで床から胸の位置まで振り上げるのは不可能ですし、肩や腰をぶっ壊す原因になります。
そこでどうするかというと、ベンチに座った状態で、太もも(膝の少し上あたり)にダンベルを立てて置きます。そして、後ろにゴロンと倒れ込む勢いと同時に、太ももでダンベルを蹴り上げるようにして、胸の横のスタートポジションまで持っていくんです。
終わった時も、腕の力で横に落とすのではなく、膝を高く上げてダンベルを迎えにいき、太ももに乗せてからシーソーの原理で起き上がります。これがオンザニーの一連の流れです。
シャフトが飛び出していると太ももに刺さる
このオンザニーを成功させるためには、ダンベルの端っこ(太ももに乗せる面)が「平ら(フラット)」であることが絶対条件になります。
しかし、昔ながらのシャフトにネジで留めるタイプの可変式ダンベル(スクリュー式)などは、設定した重さに関わらず、両端から金属の棒(シャフト)が飛び出しています。

この飛び出した金属の棒を太ももに乗せたらどうなるか、想像できますよね?数十キロの重さが、一点に集中して太ももに突き刺さるわけです。控えめに言って地獄の痛みです。痛すぎてオンザニーができないということは、高重量のトレーニング自体ができないということを意味します。
タオルを挟んだりして工夫する人もいますが、グラグラして不安定になり非常に危険。「可変式ダンベルは使いづらい」と言っている人の多くは、この「端っこが平らじゃないから太ももに乗せられない」という絶望感を味わった人たちなんです。
長く本格的に筋トレを続けるつもりなら、ダンベルの端面がフラットになっているかどうかは、死活問題だと思ってください。
可変式ダンベルの主な種類
さて、ここまで可変式ダンベルのメリットや弱点をお話ししてきましたが、実際に売られている可変式ダンベルには大きく分けて3つの仕組みがあります。
それぞれの構造の違いと、どんな人に向いているのかを詳しく解説していきますね。
スクリュー式は手間がかかる
最も古くからあり、価格も一番安いのが「スクリュー式(カラー固定型)」の可変式ダンベルです。金属の棒(シャフト)にプレートを通し、両端からナットのような留め具(カラー)をグルグルと回して締め付けるタイプです。

構造がシンプルなので壊れる心配がほぼなく、シャフトの長さが許す限りプレートを買い足して無限に重さを増やせるというメリットがあります。最近では、短いシャフトを真ん中で繋ぎ合わせてバーベルとしても使える「2WAYタイプ」なんかも人気ですね。
ですが、僕の13年の経験から言うと、このスクリュー式は長続きしない可能性が非常に高いです。なぜなら、重さを変えるのが「とにかく面倒くさい」からです。
種目を変えるたびに、左右のナットをグルグル回して外し、重いプレートを入れ替え、またナットをグルグル回して締め直す。これを両手分やらなければなりません。
トレーニングの合間の貴重な休憩時間が、この面倒な作業だけで終わってしまいます。疲れてくると、「もう重さを変えるの面倒だから、今の重さのまま別の種目をやろう…」というように、トレーニングの質がどんどん下がっていきます。
さらに、先ほども言ったようにシャフトが飛び出しているため「オンザニー」ができず、高重量を扱うのが困難になります。初期費用は安く抑えられますが、毎回の手間という「目に見えないストレス」が蓄積していくため、本気で筋トレを習慣化したい人にはあまりおすすめできません。
ブロック式は干渉に注意
次にご紹介するのが、先ほどの「使いづらい理由」でも触れた「ブロック式(ピン差し替え型)」のダンベルです。四角いフレームがマトリョーシカのように重なっていて、横からU字型のピンを差し込む位置を変えるだけで、一瞬で重さを切り替えられます。
このブロック式の最大の魅力は、「頑丈さ」と「スピード」です。複雑なギアが入っていないので落としても壊れにくく、ピンを抜き差しするだけなので数秒で重さの変更が完了します。これなら、スクリュー式のように重り変更でストレスを感じることはありません。
ただし、注意点もいくつかあります。一つは前述した「ケージ構造による手首への干渉」です。特定の種目でどうしても邪魔になることがあります。
もう一つは、重さの刻み幅が少し大きいモデルが多いということです。1段階で約5kg(あるいは約10ポンド)刻みでしか重さを変えられない製品が多く、肩や腕などの小さな筋肉を鍛える時には、「今の重さだと軽すぎるけど、1段階上げると重すぎて全然上がらない」というジレンマに陥りやすいです。
細かい微調整をするために、グリップの中に小さな重り(マイクロウエイト)を出し入れする仕組みもありますが、これは結構面倒な作業になります。

とはいえ、端面が平らで太ももに乗せることはできるので、種目の工夫さえできれば、ホームジムにおいて非常に頼もしい相棒になってくれる器具です。
ダイヤル式は一瞬で変更可能

現在、ホームジム界隈で最も人気があり、僕自身も最高峰だと感じているのが「ダイヤル式(アジャスタブル式)」の可変式ダンベルです。FLEXBELL(フレックスベル)やLysin(ライシン)、PROVERBELL(プロバーベル)といったブランドが有名ですね。
専用の台座にダンベルを置いた状態で、グリップをカチカチッと回すだけで、必要な重さのプレートだけがくっついてくるという魔法のような仕組みです。文字通り一瞬で重さが変わるので、固定式ダンベルが何十個も並んでいるのと同じような感覚でトレーニングに没頭できます。
さらに、優秀なモデルはダンベルの端面が完全にフラットになっており、シャフトが外に飛び出すこともありません。太ももにドスッと乗せても全く痛くないので、安全かつ快適にオンザニーを行い、高重量に挑戦することができます。
細かい重量設定(2kg刻みや、中には1kg刻みのものまで)ができるのも、筋肉を確実に成長させる上では見逃せないポイントです。
ただし、ダイヤル式にも弱点はあります。それは「物理的な衝撃に弱い」ということです。(あと高い)
内部に樹脂製のギアや細かいパーツが詰まっている精密機械のようなものなので、高重量で追い込んで限界が来たからといって、床にガチャン!と落としてしまうと一発で壊れる可能性があります。
また、台座に戻す時に斜めから無理やり押し込んだりすると、中の部品が歪んでプレートが外れなくなるなどのトラブルが起きます。
万が一ダイヤルが回らなくなった時のために、強制的にリセットするプロトコル(小さなボタンを押しながら解除する方法など)も用意されていますが、基本的には「絶対に落とさず、最後までコントロールして台座に優しく戻す」という自己管理が徹底できる人向けの器具です。
価格は少し高めですが、その圧倒的な使い勝手の良さと省スペース性を考えれば、間違いなく投資する価値のある器具だと言えます。
よくある質問と回答(FAQ)
初心者で筋力に自信がありません。最初は安い10kgの固定式ダンベルでもいいですか?
気持ちはすごく分かりますが、おすすめしません。人間の体はすごいもので、真面目にトレーニングすれば数ヶ月で10kgのダンベルは軽く感じるようになります。そこでまた新しいものを買い直すのはお金も場所も無駄になってしまいます。最初から24kg〜32kgまで対応できる可変式ダンベルを買っておくのが、将来的な成長を見据えた一番コスパの良い選択ですよ。
マンションに住んでいるので、ダンベルを床に置くときの騒音や傷が心配です。
騒音・振動対策は家トレの必須課題です。ダンベルを直接床に置くのは絶対にやめてください。厚さ2cm以上のしっかりしたジョイントマットや、高密度のエクササイズマットを敷くことを強くおすすめします。また、ダイヤル式の可変式ダンベルなどは落とすと壊れるため、自然と「静かに置く」癖がつき、結果的に騒音対策にも繋がります。
ダイヤル式の可変式ダンベルは壊れやすいって本当ですか?
内部構造が複雑なので、固定式やブロック式に比べると物理的な衝撃には弱いです。故障の原因のほとんどは「床への落下」や「台座へ乱暴に押し込むこと」による部品の破損です。最後まで自分の筋力でコントロールし、両手で丁寧に台座に戻すというルールを守れば、そう簡単に壊れるものではありません。道具への敬意を持って扱いましょう。
手が小さいのですが、ダンベルのグリップ幅って気にした方がいいですか?
はい、グリップ幅や太さは握りやすさに直結するので重要です。一般的なダンベルのグリップ幅は12cm〜15cm程度です。ダイヤル式の一部モデルは機構の都合でグリップ幅が狭めに作られていることがあり、手が大きい人だと窮屈に感じることがあります。逆に手が小さい方は、グリップが太すぎると握力が先に疲れてしまうので、標準的な太さ(30mm前後)のものを選ぶと扱いやすいですよ。
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結論:本格派は可変式で手軽派は固定式
さて、ここまでダンベルの構造や特徴、そして使い勝手についてかなり深く掘り下げてきました。13年間、自宅でのトレーニングを試行錯誤しながら続けてきた僕が、最後に「結局どっちを買うべきなのか」という結論をお伝えします。
結論から言うと、自宅で長く、そして本格的に体を変えていきたいと考えているなら「ダイヤル式(アジャスタブル式)の可変式ダンベル」を選んでください。特に、フレックスベルやプロバーベルのような「端面がフラットでオンザニーが安全にできるモデル」が最適解です。
お金に余裕がないという人はブロック式可変式ダンベルもアリです。若干使いにくさはあるもののコスパはよく、8万円以上するダイヤル式に比べて3万円台で買えるのでとても安価です。
また、どちらもスクリュー式のように重さを変える煩わしさがないので、トレーニングへのモチベーションを維持しやすく、結果的に理想の体に近づく最短ルートになります。ただし、落とさないように大切に扱うという約束は守ってくださいね。
一方で、「ダイエットのために軽い運動ができればいい」「特定の部位(腕だけなど)しか鍛えるつもりがない」という方であれば、ラバーコーティングされた「固定式ダンベル」を1〜2ペア買うのも悪くない選択です。
シンプルで頑丈ですし、何より取り扱いが楽ですからね。自分の目的がどこにあるのか、そして部屋のスペースや予算としっかり相談して、最高の相棒を見つけてください。
